KATO Nゲージスタートガイド
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のぞみ
NOZOMI
1. KATOのぞみ HISTORY
300系「のぞみ」の登場から30年、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は500系、700系、N700系、N700A、そして最新形式のN700Sと進化を
遂げてきました。Nゲージ鉄道模型で、その進化の軌跡をたどることができます。300系とN700Sの共演も楽しいでしょう。
初代「のぞみ」300系。当時の最高速度220km/hから50km/hも引き上げた270km/h運転を実現、東京-新大阪間を最速2時間30分で結び、「のぞみ形車両」と称されました。のぞみ運用を退いた後もひかり・こだまとして活躍を続け、同列車の高速化に貢献しました。2012年の引退まで16両編成を貫き、初代のぞみの貫禄を残した「のぞみ形車両」。KATOではその雄姿を最終形態で製品化いたします。
500系はJR西日本が単独で開発を行った唯一の新幹線車両です。300km/h運転のため円形に近い車体断面や尖った先頭形状が採用されました。その未来的な形状や独特のカラーリングで今なお高い人気を誇る500系。KATOでは1998年に製品化を行いました。
285km/h運転と快適性を両立させた700系。太帯が上となる青帯のデザインや基本的な機器構成は最新形のN700Sまで引き継がれています。KATOでは営業運転開始の1999年に初回発売。白色LEDを初めて採用した国産Nゲージ製品でした。
300km/h運転を実現した500系では、座席配置が従来車と異なる課題がありました。N700系では車体傾斜システムや全周幌の採用によりこれらを解決。KATOでもこの特徴を余すところなく再現し、運行開始の2007年に製品化を行いました。
N700Aは、N700系をさらにブラッシュアップさせた車両です。定速度運転機構の採用などにより安全性・定時性・乗り心地の向上が図られました。KATOでは扱いやすいダイヤフラムカプラーを採用し2013年に発売。幅広い世代に人気の製品となりました。
N700系2000番台は、N700系に後発のN700A新幹線の機能の一部を反映する改造を施し改番する形で登場した形式で、現在も活躍を続けています。側面のロゴマークは「N700」の横に小さめの「A」の文字が追加されたロゴに変更され、ファンの間からは「スモールA」などと呼ばれ親しまれています。
最新形のN700Sは様々な"最高"の技術を結集し、上質な乗り心地と快適な空間を実現した"最高の新幹線"です。KATOではN700系と異なる車体断面や、デュアルスプリームウィング形の前面を的確に再現、2022年1月に発売いたしました。